【ハラールについて】

2014年度輸出促進円滑化研修事業(農水省)の特にハラールに関しての、メンバーとして活動に参加させていただいてきました。
また、この間、私自身も個人的にジャカルタ(インドネシア)/バンコク(タイ)/香港/フィリピン/UAEなどを訪問して、ハラールに関しての情報収集や理解を深めようとしてきました。
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このハラール(HALAL)は、あまり日本では触れることが少ないが、近年メディアなどで取り上げられるようになったので、聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
なぜ今世の中が、ハラールに興味があるのか?
それは、ズバリ16億人~19億人(世界人口70億人中/更に増加の一途をたどっている)とも言われる、圧倒的な、人口にあります。
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すなわち、この先、減少の一途をたどる、わが日本に於いては、非常に魅力的なマーケットなのです。
このハラール(ハラルとも記載される)は、イスラム教における、「正しい」「許された」という意味を持ちます。
その反対に、ハラム、という「正しくない」「許されない」という言葉もあります。
ハラムは主にアルコール・ポークではあるが、その他に細かいルールもあり、また地域差も生じるのです。
その他、鶏や牛でもルールに則った屠殺方法が要求されます。
(例えば製造工程で、豚由来の製品を使用していないか? アルコール由来の製品を使用していないか?などなど)
その為に、この日本国内だけでも、様々なハラール認証機関があります。
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そもそも、ハラール認証って??
ということなのですが、上記するメニュー表には、下部にハラールマークがあります。
このマークがあると、イスラム教徒が、詳細表記などを確認しなくても・店員に確認しなくても、「安心して食することができる許された食品」と認識できるイスラム教徒にとって、便利なものなのです。
その、マークを付与するにあたり、特に非イスラム教徒が製造する場合に、認証機関から承認を受けて付与し、販売することで、お互い安心して提供・消費できるようにするための、マークであり、そのマークを認証する機関があるのです。
認証機関が、主に非イスラム教徒でありイスラム教徒向けの食品を製造する者に対して、認証をすることにより販路を確保できるように、サポートしてくれるのですが、この認可商売が蔓延する事により、世界中にそして日本国内にも、様々な認証機関が存在するのです。
これが、日本の食品産業を混乱させている現況になっているのですが、冷静に考えれば、自分がどこに販売したいのか?
を、明確化すれば、どの認証機関に相談すればいいかを明確にすることができます。
逆に、無計画で、取り急ぎハラール認証を得ても、輸出先や喫食対象者に認められないハラールマークの場合もあるのです。
ハラールは、イスラム教徒の方たちを、おモテなしする気持ちで製造する、正にモテメシなのです^^
ハラールの食にご興味がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。 
ハラール認証のサポートもします!!
シュウコンサルティング&ワークス
↓は、レッドブルもハラールマーク付き^^
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*ハラールは食品特有のものではないが、今回は食品に焦点をあて記述しております。