【現象には必ず理由がある】 外はカリカリ中はふわふわのフレンチトースト 

【現象には必ず理由がある】
外はカリカリ中はふわふわのフレンチトースト ~カラメル反応とアミノカルボニル反応~
フレンチトーストを調理しました!!(←今日の朝食)
焦げ目が美味しい、外はカリカリ中はふわふわのフレンチトーストです!!!
加える砂糖のカラメル反応と、主に卵のたんぱく質と糖の反応のアミノカルボニル反応を起こさせます。
表面がカリカリでそして中身はふわっつふわです!!!
香りよく、香ばしく、旨みもあり、とても美味しく仕上がりましたよ^^
レシピは簡単!! 
材料        2人分(写真は半分量)
食パン       2枚(6枚切り)
卵         1個 (55g)
牛乳        卵液の倍くらいの量(100cc)
グラニュー糖    スティック2本(6g)
塩         ひとつまみ (1g)
こしょう      ひとつまみ (0.1g)
パルメザンチーズ粉 小さじ1(2g)
プチトマトなど   参考
作り方も簡単!!
①卵と牛乳をボウルに入れしっかり混ぜ合わせます。
②パンを1枚6等分に切り分けて、①に60分ほど冷蔵庫に入れ浸します。(平たい器などに並べて均等に染み込ませる方がいい)
③フライパンを熱して(テフロンなら油要らず)②を両面固まる程度に焼きます。
④全体に、パラパラと砂糖をかけて、砂糖が溶けてこげ色がつくまで焼きます。
⑤仕上げに塩・こしょう・パルメザンチーズを振って器に盛り付けます。
⑥お皿にも少しパルメザンチーズと黒こしょうを散らすと可愛いです。
好みで、プチトマトなどを添えてもかわいいですよ!!!
カリカリふわふわで、香ばしくて美味しい~フレンチトーストには、カラメル反応とアミノカルボニル反応が作用している!!
実に興味深い!!!
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以下参考資料
糖類の加熱による反応に、カラメル化反応と、糖とアミノ酸からメラノイジンを生成する糖化反応(アミノカルボニル反応)があります。
食品の焼き・炙り調理や味噌・醤油などの醸造中に起こり、食品に焼き色や香味を付与して風味を向上させる効果があります。(糖化反応に関しては加熱調理を伴わない食品の保存中にも起こります。)
カラメル反応は主に香りとコクを、アミノカルボニル反応はこれに加えて、旨みが増す効果が有ります。
*アミノカルボニル反応=メーラード反応(昔にエックス線のことをレントゲンと言ったように、アミノカルボニル反応を発見したメーラードさんの名前をとって、メーラード反応とも言います。
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